The Striatum Organizes 3D Behavior via Moment-to-Moment Action Selection | cell (2018)
Jeffrey E. Markowitz, Winthrop F. Gillis, Celia C. Beron,,Shay Q. Neufeld, Keiramarie Robertson, Neha D. Bhagat, Ralph E. Peterson, Emalee Peterson, Minsuk Hyun, Scott W. Linderman, Bernardo L. Sabatini, Sandeep Robert Datta
https://doi.org/10.1016/j.cell.2018.04.019
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83min
線条体(Striatum)における神経活動は、
各行動モジュールのパラメータ
移動速度、回転角速度など
行動モジュールの順番・開始・終了
破壊実験で順番が変更されるなど
と相関があることが知られている。
線条体(Striatum)は運動パラメータのような細かな情報から行動の順序といった抽象的な情報までコードしている?
そもそも、線条体には行動に影響を与える経路として、直接路(Direct Pathway)と間接路(Indirect Pathway)がある
この2つの経路は反対の機能を持つという報告もあれば、相関するという報告もある
Naa_tsure.icon教科書的な説明だと、直接路がアクセルで間接路がブレーキというやつ
カルシウムイメージング(Ca²⁺ imaging)で直接路・間接路から神経活動を記録しながら、自由行動を深度カメラ記録
有棘投射神経(spiny projection neurons; SPN)はポーズダイナミクス及び配列の順番の確率の両方を符号化していた
Naa_tsure.iconここ、この実験からそこまで言い切って良いものか・・・
2つの経路は秒以下のスケールで時折無相関を示していた
これは2つの経路を組み合わせることで運動に関する情報が増えることを意味する
Naa_tsure.iconまあそりゃそうでしょうという感想
Naa_tsure.icon結局、直接路・間接路が何をコードしているのかは不明
Naa_tsure.icon光遺伝学(Optgenetics)的な手法で抑制、興奮させて何が変化するのか?
Naa_tsure.iconそもそも皮質から流れてくるシグナルが何を表現しているかが不明(のはず)
Naa_tsure.iconでもRecurrentの回路って必ずしも、人間に解釈可能な情報の受け渡しとは限らないのでは?
Naa_tsure.icon最終的に制御するんだし、何かしら解釈可能なパラメタ表現はあると思う
Naa_tsure.icon特に末端
Naa_tsure.iconMoSeq(Motion Sequencing)が行動のセグメンテーションを自動でやってくれるので、解析者の主観が入りにくい
Naa_tsure.iconもちろんハイパーパラメータチューニングみたいなのはあるだろうけど
決定木(Decision Tree; DT)
ランダムフォレスト(Random Forest; RF)
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Markowitz, Jeffrey E., et al. "The striatum organizes 3D behavior via moment-to-moment action selection." Cell 174.1 (2018): 44-58.
#2023/6/28